大分ご無沙汰になってしまいました、小林ですm(__)m
ちょっと日にちが遡りますが、この前休みに久しぶりに美術館に行ってきました。
行こうと思いつつなかなか行けなかったジャクソンポロック展。
少しポロックの紹介をすると、1940年代くらいに活躍した画家で、アクションペインティングと呼ばれる新しい手法を確立し、現代アートの先駆けとなった人です。
この人です。(愛知美術館なのは気にしないで下さい)
今までの画家の中で最も高額な落札額がついた人物でもあります。
僕は一度もポロックの絵を実際に見たことがなかったので、心躍らせて見に行ったわけです。
ところが行ってみると紙面などで見たときとは違った印象を受けました。
思った以上に彼の絵は暗いというか、重かったんです。
会場入って初っぱな見た絵から、「あ、この人病んでるな」って思ったのが正直な感想です。笑
まぁ、作り手で悩まずにやってる人なんてそうはいないと思いますが、初期の絵と絶頂期の絵の印象はそれほどまでに違いました。
当たり前だけど、やはりポロックも最初から絶頂期の絵を描いてたわけじゃないんですね。
色々な人から影響を受けつつも、自分だけのスタイルを探していく過程は誰もが通る道だし、その下積み無くしてオリジナリティは生まれないんですよね。
なんだかファッションにも通じそうな話です。
デザインするにしても着こなし方にしても、やはり色んなものを見て、取り入れて理解して。
自分らしさが出てくるのはその後のことなんだろうな。
そんなことを思わされた展覧会でした。
点数は多くないものの、ポロックの足跡がしっかり見える、いい展覧会だったと思います。
画風的にもアートを知らない人でも楽しめる、何か感じることのできる絵だと思うのでGW後半、予定が空いてる方は是非見に行かれてはいかがでしょうか!
余談ですが、会場の出口を出るとすぐポロックのアトリエを再現したスペースが設けられています。
ここに立つとポロックの気分を味わえてちょっと気分があがりますよ。笑
最後に、ポロック展は5月6日までです。
ギリギリの宣伝ですいません…(^^;