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ジョン・ルーリー その2

2012/07/07

僭越ながら
前回の続きです

その後ジョンはコム・デ・ギャルソンのショーにモデルとして参加したり

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(↑右から二番目です)

「フィッシング・ウィズ・ジョン」
という激ユルな映画を監修したりと

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(デニス・ホッパー、トム・ウェイツやマット・ディロンなども出演!)
自由な活動をしていたのですが

突如彼を病魔が襲います
「ライム病」というマダニが原因で感染する病気にかかってしまい
サックスを10分と吹いていられない体になってしまったのです
当然バンド活動は断念
俳優活動も休止
それ以来メディアへの露出も極端に減り
彼の姿を見る機会はほとんどなくなってしまいました

ただそんな沈黙の期間
何もしていなかったわけではありません

表現手段を失った彼は絵筆を握っていたんです

中には落書きのようなラフなものもありますが
独特のシュールな世界観と
泥臭い色彩
絵の中に入る断片的な言葉もまた
様々なイメージを喚起させます

二年前に催されたジョン・ルーリー展には
会期中暇があれば通っていたほど
個人的にすごく好きだったんです

いくつかご紹介します

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“My Trip To The Country. Birds Fly Up.”

田舎への私の旅立ち。 鳥達は、飛び立つ。

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“There Is A Terrible Probrem.But No One Is Sure What It Is.”

深刻な問題だ。しかし誰もそれがわからないでいる。

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“You Are Here”

あなたはここにいる

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“For The Good Of Mankind.Everybody Sing.”

人類の幸のために、みんな歌おう!

なんとも言えない抽象的な絵ですよね
ついつい引き込まれる感じです

原宿店にはジョンの画集もあるので
洋服を見るついでにでも是非覗きに来て下さい♪

私的なオススメばかりになってしまいましたが
こんな魅力的なアーティスト
ジョン・ルーリー
少しでも気になった方は作品や音源などに是非触れてみて下さい
今までにない新たな気づきがあるかもしれませんよ

おまけ
ベルーフ原宿にスパンコールのあしらわれた
かなり妖しいusedのキャップがあるのですが

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…被ってる!
どうやったらこんな自然に被れるんでしょうか(*_*)

我こそはという方は
是非挑戦しに来て下さいね☆

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