僭越ながら
今日ご紹介させていただくのはこの人
john lurie
そうこの顔が異様に縦長の人です
beruf、RUMHOLEに来て下さってる方で
嫌いな方はいないんじゃないかというくらいの
最高にカッコいい人なんです
活動もとにかくマルチで
ミュージシャン
俳優
モデル
アーティストetc…
多岐に渡ります
アメリカ・ミネアポリス出身のジョンルーリーは
ニューヨークでラウンジリザーズというバンドを結成
サックスを吹いていました
ファーストアルバムから一曲
自分たちの音楽を
フェイクジャズ(紛い物のジャズ)
と呼び
聴衆を嘲笑うかのような
クールでヒップなバンドです
ギターのアート・リンゼイの
カミソリのような不協和音
アントン・フィアーの独特なリズムのドラミングも
秀逸です
佇まいもふてぶてしく
背の高いジョンにはジャズスーツがよく似合います
ただそんな彼が注目され始めたのは
ある映画への出演がきっかけでした
ストレンジャーザンパラダイス
NYアンダーグラウンド界の巨匠
ジム・ジャームッシュ監督作品
↑この人です
60sファッションのお手本のようなこの映画の
主演・音楽を担当したのは
紛れもなくジョンルーリーでした
モノクロで
フランス映画のように抑揚がない
別段何も起こらない映画ですが
この映画の間の取り方や
あまり動かないカメラワークに
何とも言えない魅力を感じてしまうのは私だけでしょうか?
これを見て何人の人が
ハットとアーガイルのカーディガンを
探しに走ったことでしょう(笑)
想像に及びません
かくいう私もその一人です(´Д`)
そして
ダウンバイロー
↑(この映画も名作 見られてない方は是非!)
にも主演し
ジャームッシュ映画には欠かすことのできない人物となったのです
その後他の有名監督の作品にも多数出演し、
順風満帆に見えた彼に予想だにしない悲劇が訪れるのでした…